天理高校野球部員からインフルエンザ感染確認 - 2009夏の甲子園奈良県代表

【2009年8月1日】

読売新聞によると、8月8日(UTC+9 以下同)から甲子園球場で行われる第91回全国高校野球選手権大会奈良県代表として3年ぶりの出場権を獲得した天理高校野球部員16人から新型インフルエンザの症状を訴え、うち2人がそれにかかってたことが明らかになった。

読売が天理高校の調べとして紹介したところによると、天理高校野球部員58人(マネジャーは除く)は同高校近くにある寮で合宿生活をしているが、7月27日から29日に16人(学年別内訳 1年生・11人、2年生・4人、3年生・1人)が発熱などの症状を訴えた。このうち1年生と2年生のそれぞれ1人ずつについて奈良県が遺伝子検査をした結果、7月30日になって新型インフルエンザに感染していたことが明らかになった。

デイリースポーツによると、寮はその後閉鎖され、また野球部員は全員自宅に帰宅したため、29日以後練習が出来ていない。また、同野球部の森川芳夫監督は「大半は元気で、かかった生徒も回復している。1日でも早く練習が再開できるようにしたい」と話している。この事態は高校野球連盟にも報告されており、8月2日から5日に予定されている代表チーム甲子園練習も日程の最後に回すように配慮される。

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