2009衆院選 期日前投票、過去最多に

【2009年8月30日】


読売新聞によると、日本総務省は8月29日(UTC+9 以下同)、8月30日に投開票される衆議院総選挙においての期日前投票に参加した人数を8月28日現在で発表し、期日前投票が開始された8月19日から28日の10日間で1094万4845人の有権者が期日前投票を済ませ、参議院選挙を含めた日本の国政選挙の期日前投票で過去最高記録を更新した。

これまでの最高は2007年の参議院選挙の約1080万人。また2005年の衆議院総選挙での同日期間の投票者数・672万4889人から比べて1.6倍も増えている(なお前回の最終的な期日前投票者の総数は896万2847人)。実に日本の有権者の10.49%が期日前投票を済ませたことになる。また読売新聞が前回の衆議院選挙投票前日の1日で増えた割合を基にして推計をしたところ、最終的な期日前投票参加総数は1400万人を超える見通しという統計を紹介した。

読売と毎日新聞によると、前回衆議院選挙の同時期と比べて最も投票者数が伸びたのが秋田県で1.87倍、率にして86.65%の増加であった。また北海道(1.47倍)を除く46の都道府県で増加率は1.5倍以上を記録している。読売によると、今回この増加の背景には政権選択が最大のテーマとされる今選挙への関心の高さと期日前投票の定着が伺えるとしている。

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