2008アメリカ大統領選挙、ニューハンプシャー州で予備選
【2008年1月10日】
記事
朝日新聞がロイター電で伝えたところによると、アメリカの大統領選挙の立候補者を選ぶ予備選挙・党員集会で前半最大のヤマとされるニューハンプシャー州の予備選挙が1月8日に行われ、民主党はオバマ、クリントン両候補が接戦を演じ、開票の結果クリントンさんが得票率39%で、37%のオバマ氏をわずかに上回って勝利。一方共和党もマケイン氏が37%でロムニー氏(32%)に僅差でリードした。
民主は一連の選挙戦の開幕となった先のアイオワ州の集会で得票率3位に甘んじ、このニューハンプシャー州の予備選挙でもオバマ氏にリードを許していたクリントンさんだったが、出口調査で女性や年配者から支持を獲得。一方若者の支持層を固めてアイオワ州でリードしたオバマ氏はそれほど集まらなかったという。
またNHKがABC(アメリカン放送)のニュースを引用して伝えたところよると、共和はイラク情勢を巡ってブッシュ大統領の軍隊のイラクへの増派を支持しているマケイン氏がバグダッドの治安が好転していることも追い風となって支持拡大につながり勝利し、今後の選挙戦に弾みをつけたと伝えている。
出典
編集- asahi.com(ロイター) 『米大統領選ニューハンプシャー州予備選挙、民主党はクリントン氏が勝利』 — 朝日新聞, 2008年1月9日
- NHKニュース 『共和党はマケイン候補が勝利』 — 日本放送協会, 2008年1月9日