馬インフルエンザで名古屋競馬も開催取り止めに

【2007年8月24日】 中日新聞によると、馬インフルエンザの影響による開催中止が相次いでいる中、名古屋競馬場でも8月21日から24日に予定されていた開催の中止を20日の執務委員会で決めた。

主催者である愛知県競馬組合の説明によると、「弥富トレーニングセンターで名古屋競馬所属馬622頭の馬体調査をしたほか、中央競馬からの移籍馬や他競馬場での交流戦に出走した競走馬などについても鼻の粘膜を試薬につける検査を行った。その結果、8月の新潟競馬場での交流戦に遠征した競走馬1頭より馬インフルエンザの陽性反応が出た」としている。読売新聞によるとこの馬は8月12日開催された新潟競馬のレースに出走した牡馬3歳の競走馬だった。

時事通信によると、愛知県競馬組合の酒井俊幸副管理者は「公正な競馬を開催する上で、万全を期する必要がある」と判断して今回の開催中止とした理由を述べている。

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