馬インフルエンザ、ホッカイドウ地方競馬にも直撃、開催中止

【2007年8月19日】 ホッカイドウ競馬は8月19日、馬インフルエンザの影響を受けて、21日から23日に予定していた旭川競馬での開催を中止にすると発表した。これは中央競馬から移籍した競走馬の1頭から馬インフルエンザの陽性反応が出たため。

なお、その他調教師等からの申し出のあった17頭についても簡易キットを使い調査し、全て陰性だったが、他の馬への感染の可能性も否定できないため、改めて旭川と門別の各競馬場にいる競走馬全てについて検査を行うとして、開催の取り止めを決めた。netkeiba.comによると、馬インフルエンザのために競馬開催が中止されるのは中央競馬、大井金沢に次いで4団体目となる。

サンケイスポーツによると、ホッカイドウ競馬から17日行われた説明では16日に美浦トレセンから旭川競馬場に転厩した競走馬1頭から馬インフルエンザの陽性反応があった。現在ホッカイドウ競馬は経営難から開催の存続をかけて3年計画を進めているが、馬インフルエンザによる長期中止となるとその影響が心配されると伝えている。

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