馬インフルエンザ、地方競馬にも飛び火

【2007年8月18日】 読売新聞によると、中央競馬開催中止の影響をもたらした馬インフルエンザが、地方競馬にも飛び火した。

東京都大井競馬場では、8月18日早朝、競走馬のうちの1頭から通常の体温より高い39.5度の熱を出し、鼻水も出ているのを関係者が見つけたため、主催者の東京特別区競馬組合は「馬インフルエンザにかかった恐れがある」として、感染拡大の防止とレースの公正確保の目的で、8月18日に行う予定のレース開催を取り止めた。なおこの競走馬はその後の検査で馬インフルエンザにかかっていない(陰性だった)ことがわかった。

また時事通信によると石川県金沢競馬場でも中央競馬から移籍してきた競走馬13頭と発熱馬4頭を含めた17頭を調査したところ、移籍馬1頭と発熱馬2頭の3頭から馬インフルエンザの陽性反応が確認されたため、8月19日と20日開催予定のレースをやはり取り止める。

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