第88回全国高等学校野球選手権大会・準々決勝、早実と鹿児島工が準決勝進出
【2006年8月18日】
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第88回全国高校野球選手権大会は18日に大会13日目を迎え、準々決勝の日大山形―早実戦と鹿児島工―福知山成美戦が行われた。第1試合は早実が逆転勝ち、第2試合は鹿児島工が延長戦を征し、それぞれ準決勝に駒を進めた。
第1試合は日大山形と早実の試合が行われた。早実は1回に桧垣選手の適時打で先制したが、6回に日大山形が先頭打者青木選手の3塁打から常川選手の適時打で同点に追いつき、犠打と遊ゴロで3塁に進んだ常川を秋場選手が適時打で返し逆転した。しかし早実は一死満塁から小柳選手の2点適時打で再度逆転、更に後藤・船橋両選手の連続適時打で3点差に広げた。9回表の日大山形の攻撃を斎藤選手が三者凡退に打ち取りこの3点差を守りきった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日大山形 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 |
早実 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | x | 5 | 9 |
第2試合は鹿児島工と福知山成美が対戦した。初回に鹿児島工は今吉選手が、福知山成美は塚下選手がそれぞれ適時打を放ち、3回に福知山成美の武田選手が二死満塁の状況からヒットで1点を挙げた。追う鹿児島工業は7回に宿利原選手の適時打で同点に追いつく。8回は両者ともチャンスを生かせず、9回は両者三者凡退で延長戦に突入、10回表に二死から鮫島選手がソロ本塁打を放ち、その裏の福知山成美の攻撃を安打1本に押さえこのリードを守りきった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | H | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
鹿児島工 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 9 |
福知山成美 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 10 |
19日に行われる準決勝第2試合で、今日の2試合の勝者である早実と鹿児島工が対戦する。その後20日の決勝戦で、この試合の勝者と、準決勝第1試合である智辯和歌山と駒大苫小牧の勝者が対戦し全日程が終了する。
出典
編集- 『早実4強入り 8回の集中打で逆転 準々決勝第1試合』 — 朝日新聞, 2006年8月18日
- 『8月18日(第13日) 準々決勝 日大山形(山形) 2 - 5 早稲田実(西東京)』 — 朝日新聞, 2006年8月18日
- 『鹿児島工が延長戦制し、初出場で4強 準々決勝第2試合』 — 朝日新聞, 2006年8月18日
- 『8月18日(第13日) 準々決勝 鹿児島工(鹿児島) 3 - 2 福知山成美(京都)』 — 朝日新聞, 2006年8月18日