早稲田実業 駒大苫小牧の3連覇を阻止し初優勝

【2006年8月21日】

8月21日、昨日延長15回で引き分け再試合となった第88回全国高校野球選手権大会の決勝戦が行われ、西東京代表の早稲田実業(早実)が南北海道代表駒大苫小牧を4-3で下し初優勝した。

後攻の早実は初回に5番船橋選手が適時打を放ち先制、2回にも1番川西選手の適時2塁打で追加点を挙げ、序盤から2点のリードを奪った。対する駒大苫小牧は6回、1番三谷選手のソロホームランで1点を返したが、その裏早実は8番白川選手の適時2塁打で、続く7回裏にも4番後藤選手の適時打でそれぞれ1点を加え4対1とした。9回、駒大苫小牧は3番中沢選手の2ランホームランで1点差まで詰め寄ったものの、その後は凡退に終わった。最後は早実のエース斎藤選手が駒大苫小牧のエース田中選手を空振り三振に打ち取り試合終了。早実は駒大苫小牧の夏の甲子園3連覇を阻み、悲願の初優勝を達成した。

駒大苫小牧―早実
1 2 3 4 5 6 7 8 9 H
駒大苫小牧 0 0 0 0 0 1 0 0 2 3 6
早実 1 1 0 0 0 1 1 0 x 4 6

この試合で駒大苫小牧から2本のホームランが出たことにより、本大会における通算ホームラン数は60本となり過去最高となった。

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