JR大阪駅の新しい橋上駅舎、利用開始
【2011年4月11日】
2011年鉄道関連ニュース
産経新聞・朝日新聞によると、JR大阪駅のホームを跨ぐ新しい橋上駅舎が完成し、4月11日(UTC+9)から使用開始された。
朝日新聞によると、橋上駅舎の壁はガラス張りで、約6メートルの高さから停車中の列車を見下ろすことができ、新たな待ち合わせスポットとしての人気も期待される。
朝日新聞によると、連絡橋は、長さ86メートル、幅12メートル。大丸の入居する駅南側の『サウスゲートビル(旧・アクティ大阪)』と、JR大阪三越伊勢丹などが入る駅北側の『ノースゲートビル』(5月4日オープン予定)とを繋ぐ。ノースゲートビルがオープンすると、1874(明治7)年の同駅開業以来5代目となる新生・大阪駅が完成することになる。
産経新聞によると、従来の各線のホームから階段を下って改札口に向かうという動線に加えて、新たにホームから階段を上がって連絡橋に位置する改札口に向かうという2つ目の動線が成立し、これにより同駅構内の混雑緩和が図られる。
朝日新聞によると、連絡橋と接続する橋上駅舎には、自動改札機が10カ所備えられた。JR西日本は、同駅の1日の乗降客85万人のうち10万人が利用すると想定している。同駅の「発車表示板」は、これまで3色表示のLEDが使用されていたが、橋上駅舎に於いては、視認性に優れる全色表示の表示板も新たに21台登場した。
産経新聞によると、同駅北側の『ノースゲートビルディング』と、橋上駅舎屋上の『時空(とき)の広場』が5月4日に開業することで、新装なった大阪の玄関口の整備が完了することになる。
情報源
編集- MSN産経ニュース 『明るく往来も楽々「連絡橋口」 大阪駅の橋上駅舎』 — 産経新聞社, 2011年4月11日
- 小河雅臣(asahi.com) 『絶景ポイント 発車オーライ JR大阪駅連絡橋』 — 朝日新聞社, 2011年4月11日