台風12号で被災のJR紀勢本線、約3ヵ月ぶりに全線で運行再開

【2011年12月3日】

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ウィキペディア平成23年台風第12号に関する記事があります。

朝日新聞読売新聞によると、9月台風12号による豪雨によって鉄橋が流失し、不通となっていた和歌山県JR紀勢本線紀伊勝浦-新宮間(14.9キロ)が、12月3日UTC+9)に運転を再開し、同線は約3ヵ月ぶりに全線開通となった。

朝日新聞によると、同線は、台風12号の影響で、和歌山県那智勝浦町那智川に架かる鉄橋(読売によれば『那智川橋梁』)の橋脚が流失するなどの被害を受けた。また、読売新聞によれば、三重県熊野市井戸川橋梁も橋脚が流失するなどし、一時は大半の区間が不通となっていた。

朝日新聞によると、同月17日以降に、白浜-串本間や串本-紀伊勝浦間などが順次復旧していったものの、紀伊勝浦-新宮間は、鉄橋の修復に時間がかかったことから、最後まで不通のまま残っていた。

朝日新聞によると、JR西日本は、当初、同県が計画していた河川改修計画を理由として、「2011年内の全線開通は困難である」としていたものの、同県の仁坂吉伸知事は、運休が続くことにによる観光への影響を懸念し、河川改修計画を後回しにすることを決断。同線の全線開通に伴い、京都新大阪から新宮行きの特急列車は、被災前の7往復体制に戻る。

読売新聞によると、 この日は、新大阪駅などで記念式典が行われ、このうち、新大阪駅からは午前7時35分に新宮行き特急『オーシャンアロー1号』、名古屋駅からは午前8時8分に紀伊勝浦行き特急『ワイドビュー南紀1号』がそれぞれ出発。台風で27人が犠牲となった那智勝浦町の寺本真一町長は、名古屋駅から南紀1号に乗車。寺本町長は台風で自らも妻子を亡くしているが、「勝浦はかなり立ち直ってきた。町が元気になるよう、大勢の人に訪れてもらいたい」と、台風からの復興をPRした。

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