羽越線、21日運転再開へ最終調整
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【2006年1月15日】
共同通信は14日、山形県庄内町のJR羽越本線の脱線事故で東日本旅客鉄道(JR東日本)は13日、不通、バス代行運転が続いている鶴岡-酒田間を21日までに運転を再開するための調整に入ったと報道した。
大学入試センター試験の日程の関係で、酒田市等からの要請があった。JR東日本は、突風が原因と見て安全対策を検討した結果、風速データを同新潟支社から運転士へ連絡を取れる体制を行うという。再開の場合、当面の間は、現場付近を、本来の時速120kmから時速25kmに落として運転するとしている。
しかし15日の朝日新聞は、運転再開の見込みが立っていないと報道した。JR東日本は事故対策を行うまでは運転再開をしないとの立場だが、その見込みが立たないからだ。JR東日本の本社には運転再開を求める沿線自治体の関係者が訪れている。
出典
編集- 共同通信社 『21日運転再開へ最終調整 羽越線脱線事故でJR』 — インフォシーク, 2006年1月14日
- 『羽越線の突風対策決め手なし、長引く不通 輸送に支障も』 — 朝日新聞, 2006年1月15日