特急『スーパーおおぞら』がトンネル内で火災、乗客39人が搬送される

【2011年5月28日】

特急『スーパーおおぞら』
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読売新聞朝日新聞によると、5月27日午後9時55分(UTC+9)頃、北海道占冠村JR石勝線の第1ニニウトンネル(全長:685メートル)で、釧路札幌行きのディーゼル特急・『スーパーおおぞら14号」(6両編成)から出火し、同トンネル内で緊急停車した。

読売新聞によると、同列車の全車両が焼けた模様である。

朝日新聞がJR北海道の話として伝えたところによると、この列車には乗客240人と乗務員4人が乗車していたが、いずれも、非常用ドアコックを操作し車外に脱出し、トンネルの外に避難。北海道警によれば、うち39人がを吸うなどして病院に搬送されたものの、重症の人はいない模様。

朝日新聞が同社の話として伝えたところによると、乗客は先頭の6号車から脱出、徒歩でトンネル外に出た。病院に搬送された人以外は、同村の公共施設に避難し、その後、翌28日午前5時以降、同社が用意したバス札幌市釧路市などへ向かい、同日午前5時50分頃に道警が列車内に人が残っていないことを確認したという。

読売新聞によると、前から5両目の後部車輪脱線していて、この車両から火災が発生したことが考えられるとしている。

読売新聞のその後の続報によると、同社は28日に記者会見を開き、列車の車輪を駆動させる回転力をエンジンから伝達する「推進軸」などの部品が、列車が停止した位置の約2キロ手前から脱落していたことを明らかにした。また、停止した列車の先頭車両から後方の約890メートルに亘って、脱線痕が残っていることも明らかにした。

また、読売新聞の別の続報では、国土交通省北海道運輸局の八鍬隆局長が28日に、同社の中島尚俊社長に対し警告文書を交付した上で、事故原因究明並びに避難誘導の検証、再発防止策の検討などを要請。これに対し中島社長は、「大変な事態であると受け止めており、調査には全面的に協力し、社内でも原因究明に努めたい」と述べた。

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