大阪ドームのオリックスへの売却正式に決まる

【2006年6月10日】

大阪ドーム・外野席より写す 2006年プロ野球マスターズリーグで(GFDL)

日本経済新聞によると、経営再建中の大阪ドームを運営する第三セクター「大阪シティドーム」について、6月9日同社管財人とオリックスとの間での売買契約に調印し、正式に大阪ドームのオリックスへの売却が決定した。

会社更生計画では、現在のシティドーム社を一度100%減資をした上で、オリックス子会社の不動産会社・オリックスリアルエステートがそれを9月1日付けで買い取って運営を開始(日刊スポーツ)、企業などからの出資を取り付けるとしている。

また日刊スポーツ、スポーツニッポンは、プロ野球オリックス・バファローズ球団が6月1日、専用球場を2007年から2005年度の専用球場であった大阪ドームに戻すことを示唆したと報じた。スポニチによると、2007年度の公式戦について小泉隆司球団社長は、「大阪ドームで半数以上の試合を行う」、2006年度の専用球場である「神戸スカイマーク球場は大幅に試合数を減らす」が「完全撤退は考えていない」と話した。更に、神戸新聞によると「スカイマーク球場に近接した神戸総合運動公園サブ球場と合宿所については現状維持とし、また球団事務所については今後検討する」と報じた。

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