京セラドームに「大阪」を残すことを検討へ

【2006年3月11日】

大阪ドーム・外野席より写す 2006年プロ野球マスターズリーグで(GFDL)
京セラ・コンタックスカメラ(参考資料 CC-by-sa/GFDL)

朝日新聞、日本経済新聞、京都新聞、デイリースポーツの3月10日の報道によると、大阪ドーム命名権(ネーミングライツ)を取得した精密機械メーカー大手・京セラは同日、当初「京セラドーム」とする予定の施設名に「大阪」の文字を残す方針で検討・調整することになった。

各紙によると、大阪ドームの最寄である大阪市西区の商店街などから「大阪の文字は外すべきではない」と京セラに対し請願書を提出。また地元の財界からも「特定企業の名前を挙げてしまうと経営再建が難しい」(関西経済連合会・秋山喜久会長)という意見があり、それを反映したものとされている。朝日と日経によると、京セラ側も「地元との関係を考慮して大阪の文字を入れる方針にした」としており、「京セラ大阪ドーム」、あるいは「京セラドーム大阪」などに変更することも視野に入れている。

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