大阪ドーム、オリックスが買収へ

【2006年5月1日】

大阪ドーム・外野席より写す 2006年プロ野球マスターズリーグで(GFDL)

4月24、28日の読売新聞によると、経営再建中の大阪ドームを運営する第3セクター「大阪シティドーム」について、リース業・オリックスが買収する方向が固まり、その正式交渉を行うための確認書に5月1日付で調印することを決定した。今後は大阪地方裁判所の提示した5月24日の更生計画提出期限までに大阪市側の支援やオリックスの負担額を含めた具体的な再建計画を詰めることとなる。

運営会社の再建に際してはオリックスをはじめ、地元企業などからの出資を取り付けた新会社を設立し、更に固定資産税や施設メンテナンス費用などのコスト負担を抑制することを目的として、将来的に大阪市にドームを寄付する計画であるとされる。また、4月25日付の読売の報道によると、オリックスグループのプロ野球オリックス・バファローズ球団は、神戸スカイマークスタジアムとのダブルホームタウンの期限が満了する2008年以後、大阪ドームに本拠地を一本化することも視野に入れている。ただしその場合でも神戸でも数試合の主催開催を検討しているとしている。またスポーツニッポンによると、小泉隆司球団社長は、大阪ドーム買収後、球団名に大阪の地名を入れることを否定しなかった。

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