五山送り火、「セシウム」で二転三転の筋書き-京都
【2011年8月13日】
地震のデータ
- 発生時刻
- 2011年3月11日14時46分23秒 (UTC+9)
- 震央
- 仙台の東 130km
- 座標
- 38.322°N, 142.369°E
- 震源深さ
- 24.4km
- 規模
- M9.0
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時事通信によると、東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市「高田松原」の松を京都市の伝統行事「五山送り火」で燃やす薪に使うか使わないかという問題について、京都市は12日、薪から放射性セシウムが検出されたとして、食品衛生法の基準を参考に送り火で使用しないように決め、同市の門川大作市長は記者会見で「野焼きに関する国の暫定規制値が設定されていない」という理由を述べた。なお、この薪は、当初の拒否から一旦「使う」と方向転換した京都市側が取り寄せたものであった。
読売新聞によると、門川・京都市長は、「科学的知見では判断できない」とした。一方、今回の薪の提供に関わった福井県のNPO法人は、これまで薪を1本ずつ簡易検査し、放射性物質は検出されなかったという。
情報源
編集- 時事通信 『陸前高田の松、再び使用中止=表皮からセシウム-五山送り火のまき・京都』 — 時事通信社, 2011年8月12日
- 読売新聞 『心からおわび…陸前高田の薪使用断念で京都市長』 — 読売新聞社, 2011年8月13日
関連ニュース
編集- "岩手県の松「送り火」参加中止-放射能風評-京都"。ウィキニュース、2011年8月8日