九州に再び寝台列車復活か JR九州・唐池社長が発表

【2011年1月31日】

かつて九州を走っていた寝台列車の一つ「富士」

読売新聞朝日新聞によると、JR九州の唐池恒二社長が1月30日に、福岡市で開かれたシンポジウムにおいて「九州を一周する、新しい観光列車を導入する」と発表した。運行開始予定時期は、2013年頃を予定している。

これにあわせJR九州は、6~7両の新型寝台列車を1編成製造する。寝室は1両当たり3~5部屋、定員は全体で30から40人程度になる見通し。

朝日新聞によると、この列車は博多駅を起点として、由布院宮崎鹿児島などを巡る。コースを1年に2・3回変えて、長崎阿蘇方面を巡ることも検討されている。宿泊は車内で行うほか、沿線の旅館も利用する。

読売新聞によると、料金は宿泊費・食費込みで大人1人あたり20万円程度と見込まれている。


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