サッカー・フランス代表のアネルカ選手「追放」に抗議の練習ボイコット

【2010年6月22日】

(C.C3.0) アネルカ(2008年)

時事通信によると、ワールドカップサッカー選手権・南アフリカ大会に出場しているフランス代表アネルカ選手が、6月17日(UTC+2 以下同)のメキシコとの予選A組の試合中にドメネク監督を侮辱した発言をして代表メンバーから追放される事件があったことを受けて、他の代表選手がこれに不服を申し立てて文章で抗議、練習拒否をする事態が起きた。

CNNによると、問題の言動はメキシコ戦の先発メンバーだったアネルカが、後半に交代させられることになり、ハーフタイム中にこの起用法を巡ってアネルカ自身がドメネク監督に暴言を吐いたとされる。フランスサッカー連盟は、アネルカに対し監督・選手らに公式な謝罪を求めたが、これを拒みアネルカは代表メンバーから追放してフランスへ送還されることになった。

時事によると、アネルカの追放が決定された6月19日、代表は練習前にキャプテン・エブラとフィジカルコーチも口論。ドメネク監督が割って入る事態にまでなった。更にフランスサッカー連盟の役員も辞任するなど、チーム内紛が広がりつつある。

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