NHK、大相撲秋場所で生中継を再開へ
【2010年9月2日】
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NHKの福地茂雄会長は9月2日(UTC+9)に記者会見を行い、9月12日に初日を迎える大相撲秋場所(会場:両国国技館)から生中継を再開することを発表した[1]。
8月30日に日本相撲協会が発表した「暴力団等排除宣言」などにより、相撲協会の改革への道筋を示したと評価しての決定[2]。福地会長は、「視聴者からも一定の理解を得られると思う[1][2]。中継を心待ちにしている視聴者もいることなどから総合的に判断をした」と説明した[1]。一方、「新たな問題が発生した場合は、場所の途中であっても、中継の中止を含めて毅然とした態度で臨む」と強調[1][2]、相撲協会に対して不祥事の再発防止を強く求める姿勢を見せた[2]。
NHKは、野球賭博問題などの不祥事を受けて7月に行われた名古屋場所の生中継を中止し、録画によるダイジェスト番組を放送していた[1]。8月30日、相撲協会の放駒理事長から「暴力団等排除宣言」についての説明を受け、秋場所の中継について検討を行っていた[2]。
情報源
編集本ニュースは「共同通信」および「日本経済新聞」の以下の報道を情報源としている。
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編集- "NHK、大相撲名古屋場所の生中継はせず"。ウィキニュース、2010年7月6日