JR明石駅の元駅員ら4人を逮捕、定期券を不正発行し現金着服

【2012年5月14日】

時事通信共同通信によると、JR明石駅兵庫県明石市)の駅員らが、不正発行した定期券を払い戻すことによって、約8,600万円を着服していた件について、兵庫県警明石署5月14日UTC+9)に、詐欺有価証券虚偽記入などの容疑で、元JR西日本社員・宇留島剛容疑者(50歳)ら4人を逮捕した。

時事通信によると、逮捕された4人は、いずれも容疑を認めている模様である。他の逮捕者は、元同社社員・東郷護靖容疑者(25歳)、同社社員・宇垣貴裕容疑者(24歳)、宇留島容疑者の知人で清掃会社社員・西田和史容疑者(42歳)。

時事通信によると、4人の逮捕容疑は、客から申請が出されていたよう装って通勤定期券を1枚作成。明石駅においてICカード乗車券に交換、1月19日土山駅で払い戻しを受け、約15万円を着服したというもの。

また、共同通信が同社の話として伝えたところなどによると、4人は、明石駅と隣の朝霧駅の「みどりの窓口」に勤務していた2006年6月から今年2月にかけ、架空の定期券を再発行して払い戻すなどの行為を計659回に亘り繰り返していた。

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