東京メトロの電車の車内で缶が爆発、乗客14人が負傷

【2012年10月20日】

東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅(写真は1番出入口)

時事通信によると、10月20日午前0時15分(UTC+9)頃(共同通信によると同日午前0時20分(UTC+9)頃)、東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅東京都文京区)で、停車中の電車の車内でが爆発した。

共同通信の報道では、乗客14人がやけどなどの軽傷を負っているという。 時事通信が警視庁本富士署東京消防庁の話として伝えたところによると、強アルカリ性の業務用洗剤を浴びた事により乗客が負傷したと見ている。

時事通信による同署への取材では、乗客である20代の飲食店勤務の女性が、アルミ製でふたの付いたコーヒー缶へ、強アルカリ性の業務用洗剤を入れて持ち帰っていたという。 女性は「自宅の掃除をするために勤務先の飲食店で分けてもらった」と話していた。 なお、共同通信によれば、缶を持っていた女性も負傷し、病院へ搬送された。

缶が爆発した要因について、時事通信が同署へ取材したところ、女性が所持していたアルミ缶が中に入っていた洗剤と化学反応を起こした事により爆発したのではないかと見ており、同署は洗剤やアルミ缶に対しても鑑定を進めている。

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