JR東日本 山田線の2駅の冬季休業を発表
【2012年12月9日】
2012年鉄道関連ニュース
JR東日本は12月4日[注釈 1](UTC+9)、岩手県盛岡市に所在する同社山田線の大志田駅と浅岸駅の両駅を来年1月から3月15日まで冬季休業とし、全列車の停車を見合わせることを発表した[1][2]。同社盛岡支社によると、利用者の少なさなどが理由であるという[1]。臨時駅を除くと、JRの鉄道駅で冬季休業を行うのは初めてである[2]。
両駅に停車する列車は、大志田駅が上り2本・下り1本、浅岸駅が上り3本・下り2本[1]。同社によると、両駅は冬季においては利用客がほとんどなく[1][2]、月平均利用者が両駅合計で5人未満[2]、1日平均では1人に満たない[1]。またいずれも無人駅のため、除雪作業などの[2]利用客の安全確保が困難であるという問題もあるという[1][2]。
同社の鉄道駅では、福島県福島市の奥羽線・赤岩駅が12月から来年3月25日までの予定で既に冬季休業を行っている[2]。赤岩駅を含む3駅は、いずれも「秘境駅」として鉄道ファンに知られた駅である[2]。
注釈
編集- ↑ 日付は岩手日報より