2010参院選 たちあがれ日本の比例代表候補者1人除名

【2010年7月3日】

GFDL) 2010年参議院選挙の選挙運動を展開する「たちあがれ日本」の街宣車(大阪市北区桜橋で)

読売新聞によると、政党たちあがれ日本は7月3日(UTC+9)、今参議院選挙比例代表区から立候補していた新人候補を除名し、公認を取り消したことを発表した。比例代表区の名簿からも削除される。

産経新聞によると、除名・公認取り消しとなるのは社会福祉法人理事長・足高慶宣(あしたか・よしのぶ)氏(56)。足高氏は7月3日、沖縄県尖閣諸島に上陸を試みようとしたが、「党の方針に反する」という理由で除名された。読売によると、足高氏は尖閣諸島への渡航を企てようと同日西表島に渡ったが、同党の関係者が電話で渡航しないように説得した。しかし最後は足高氏と連絡が付かなくなってしまった。

産経によると、同党は参院選の公約で「北方領土や尖閣諸島などの『領土外交』を強化して、領土を侵犯する動きに対しては毅然とした対応をとる」としていた。産経のインタビューに答えた園田博之党紀委員長は「足高氏の行為は売名行為で、外交問題にもなる」としている。

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