興南が夏の切符一番乗り - 高校野球沖縄大会
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【2009年7月21日】
第91回全国高等学校野球選手権・沖縄大会の決勝が19日、北谷公園で行われ、2-4で興南が中部商を破り、甲子園へ2年ぶり8度目、春夏連続出場でこの夏の大会1番切符を手に入れた[1] [2]。
9回の一死一塁の場面で、3回からマウンドに上がった興南の左腕エース島袋洋奨(ようすけ)選手(2年)が投じた119球目。一塁手の真栄平大輝選手(2年)がライナー性の打球を横っ飛びで捕球、一塁を踏み、ダブルプレー。日本一早く甲子園への切符を手に入れた島袋選手は「どの打者にも全力でぶつかる意識で投げました。うれしいですね」とコメント。沖縄代表の春夏連続出場は1983年に興南が達成して以来、26年ぶりとなった[1]。
3回、1点を奪われなおも無死満塁の場面で、先発の石川清太選手(3年)から球を受け取り島袋選手がマウンドに上がった[1][2]。右飛で一死として、2者連続三振に仕留め、中部商に反撃の隙を与えなかった。4回無死三塁、8回に1点を奪われた直後の一死満塁の場面でも続く打者を三振させるなど、興南の我喜屋優監督は「三振を取って欲しいところで取れる投手」とコメントした[2]。この試合、島袋選手は7回を8安打6奪三振1失点と好投した[1]。
今春の甲子園では初戦の富山商に対して、島袋選手は10回を投げ19奪三振しながら敗退[1]している。興南にリベンジの夏がやってきた。