京成電鉄・成田スカイアクセスが開業 都心と成田空港を最短36分で連絡
【2010年7月17日】
2010年鉄道関連ニュース
東京都心と成田空港を連絡する京成電鉄の新路線「成田スカイアクセス」が、7月17日(UTC+9)開業した[1][2][3]。東京都荒川区の[2]日暮里駅では出発式が行われ[1][3]、京成電鉄の花田力社長が「都心から成田(空港)へはスカイアクセスが最も速く安い。世界に見劣りのしない空港アクセス鉄道が実現した」と開業宣言を行い[3]、同日午前6時35分に新型スカイライナーの成田空港行き一番列車が同駅を発車した[2]。
同路線は、従来より存在した北総鉄道の路線などに[1]新設の19.1kmの路線などを接続し[2]、京成上野駅から成田空港までを[2]京成電鉄の従来の路線に比べておよそ5km短縮した[1]64.1kmでつなぐ[2]。
同路線には、ファッションデザイナーの山本寛斎氏がデザインを手がけた新型スカイライナーが導入[1][3]。新設区間においては最高速度時速160kmで走行し[2][3]、日暮里駅 - 空港第2ビル駅間を[1][2]従来より15分短い最短36分で結ぶ[1][2][3]。
京成電鉄の話によると、新型スカイライナー一番列車の切符は6月17日に発売が開始されたが、鉄道ファンらが購入し、即日完売したという[1]。
1日の運行本数は成田空港行き26本、成田空港発28本の[2]計54本[1][3]。京成上野駅 - 成田空港駅間の片道料金は[2]運賃と特急料金の合計で[1]従来より480円高い[2]2400円[1][2]。
情報源
編集本ニュースは「共同通信」と「時事通信」、「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 47NEWS 『成田スカイアクセスが開業 都内から空港へ最速36分』 — 共同通信社, 2010年7月17日
- ↑ 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 2.11 2.12 時事ドットコム 『成田スカイアクセスが開業=都心まで最短36分に-京成電鉄』 — 時事通信社, 2010年7月17日
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 asahi.com 『成田空港へ「最安最速」 スカイアクセスが開業(1/2ページ)』 — 朝日新聞社, 2010年7月17日