ミハエル・シューマッハ通算90勝、レース後現役引退を発表―2006年F1第15戦イタリアGP

【2006年9月11日】

引退を発表した、M. シューマッハ選手(資料)

2006年F1世界選手権は9月10日、イタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・モンツァイタリアグランプリ決勝が行われ、フェラーリミハエル・シューマッハドイツ)が通算90勝を達成した。また、M. シューマッハはレース後、今シーズンで現役引退すると発表した。

Yahoo!スポーツによると、イタリアグランプリは2位スタートのM. シューマッハはレース中盤でポールポジションスタートだったマクラーレンキミ・ライコネンフィンランド)をかわしトップに立つと、そのまま逃げ切り通算90勝目を挙げた。一方、ドライバーズポイントでトップに立っているルノーフェルナンド・アロンソ(スペイン)はレース終盤の43周目でエンジンが白煙を上げ、リタイアした。3位にはK. ライコネン、2位にはF1参戦3戦目のザウバーロバート・クビサポーランド)が入った。このため、ドライバーズポイントではM. シューマッハが106ポイントとなり、トップのF. アロンソと2ポイント差まで縮めた。

北海道新聞によると、M. シューマッハはレース後の公式会見で、2006年シーズンで現役引退すると発表した。M. シューマッハーは1991年にデビューし、年間総合優勝7回・現役90勝・ポールポジション68回(2006年イタリアGP現在)はF1の最多記録でもある。読売新聞によると、所属するフェラーリチームは2007年の正ドライバーとしてマクラーレンのK. ライコネンと現セカンドドライバーのフェリペ・マッサブラジル)の2選手と契約を交わしたと発表している。

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