インドネシア・ジャワ島中部でM6.2の地震、死者1000人超

【2006年5月27日】

震源の位置
震源の詳細

米国地質研究所 (USGS) によると、現地時間27日午前5時54分1秒(UTC+7 日本時間午前7時54分1秒)、インドネシアのジャワ島中部でマグニチュード6.2の地震が発生した。読売新聞が伝えた同国政府当局の情報によると、死者は1,000人を超えている模様で、さらに増える可能性があるという。

USGSによると、震源は首都ジャカルタの東南東440kmにあたる、インドネシアのジャワ島中部の南緯8.007度東経110.286度付近で、震源の深さは12.5kmだった。

朝日新聞や読売新聞によると、震源から25kmと近かったジョグジャカルタでは、多くの建造物が崩れ、空港が被害を受け閉鎖されているほか、停電が発生しているという。また、周辺の地域でも被害が発生し、ソロでは商業施設が倒壊したという。

ジョグジャカルタ特別行政区域内にはボロブドゥール寺院遺跡群プランバナン寺院群の2つの世界遺産があり、多くの観光客が訪れるため、在外公館や旅行代理店は安否確認に追われているという。

また、今回の震源に近く現在噴火活動が活発化しているムラピ山では、地震直後に溶岩ドームが崩れて火砕流が発生し、活動が活発化したという。

同国のユドヨノ大統領は、被災地に軍を派遣し救援活動や救出活動に当たらせている。現地の病院は負傷者が多数集まり、あふれかえっているという。

Jakarta Postによると地震の直後、津波が来るとのうわさが広まり多くの人々が高台に避難したが、津波は来なかったという。

毎日新聞によると、死者はすでに1,987人に達したとの情報もある。

またAP通信は少なくとも2,500人以上が死亡したと伝えている。

ロイターは、27日午後0時1分 (UTC±0) 付けで、2,711人が死亡したという政府災害関係者の話を伝えた。さらに、1,700人が重傷、872人が軽傷という。

読売新聞の新たな報道では、少なくとも2,727人が死亡し、震源に近いバントゥル市ではほとんどの建物が全半壊したという。

27日22時53分の読売新聞の最新ニュースによると、死者は2,914人に達し、インドネシアとしてはスマトラ島沖地震を上回る被害となっている。

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