TANSペルー航空機の事故、新たな生存者

【2005年8月27日】

ペルー中部のプカルパで23日(現地時間、UTC-5。日本時間8月24日)墜落したペルー国営TANSペルー航空機の事故で、死亡したと考えられていたペルー人女性が生存していたことがわかったとTANSペルー航空機の報道担当者が語った。ロイター通信が26日(UTC、日本時間27日)報じた。

ロイター通信によれば、この女性は28歳で、プカルバ市内の病院で、夫に発見された。女性は重傷を負っており、発見後、リマに搬送された。女性の名前は公表されていない。

また報道担当者は、事故による死亡者は39名、生存者は59名と語った。

24日(現地時間)、TANSペルー航空機の別の報道担当者が、事故当時発表した乗客数などの情報を訂正したと25日ロイター通信は伝えていた。今回の女性の発見はこの数字をさらに訂正したことになる。事故当時、TANSペルー航空機では、乗員乗客を合わせて100人、うち死亡者41人としていたが、24日の発表では、事故機には乗客乗員を合わせ、98人が搭乗していたと報道担当者は語り、その内訳を死亡者は40人、生存者は58人、身元が判明した遺体は27体で、13人が行方不明と語っていた。

遺体の収容と身元の確認はその後も続いており、BBCは、少なくとも37人の死亡者がいると、26日に伝えている。

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