2009年の今年の漢字は「新」 新政権誕生などを反映

【2009年12月12日】

日本漢字能力検定協会京都市下京区、以下「漢検協会」)は12月11日(UTC+9、以下同様)、今年一年の世相を表す「今年の漢字」が「」に決まったと、同市東山区清水寺で発表した[1][2]

漢検協会が毎年公募しており、今年は過去最多となる16万1365通の応募があったという。「新」は、このうち8.7%にあたる1万4093通であった[1][2]

選ばれた理由として、民主党による政権の発足や型インフルエンザの流行、大リーグイチロー選手が達成した9年連続200安打記録などが挙げられている[1][2]

2位は、芸能界の薬物汚染や、新型インフルエンザのワクチンをめぐる問題などで注目された[2]」(1万184通)[1]。以下、「」「」「」「」「」「」と続き、政権交代に関する漢字が目立つ結果となった[2]

11日午後2時過ぎ、清水寺の森清範貫主が「新」の字の揮毫を行った[1]

今年は、主催者である漢検協会が前理事長らの背任容疑事件を受けて刷を要求されてきた[2]。協会の鬼追明夫理事長は、「年初から色々な問題があったが、『新生漢検』を標榜してきた私どもにとって意義深い」[1]公益法人の本来の使命に立ち返り、漢字文化の一層の発展に努めたい」と話している[2]

情報源 編集

 
Wikipedia
ウィキペディア今年の漢字に関する記事があります。
 
Wiktionary
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本ニュースは「共同通信」と「京都新聞」の以下の報道を情報源としている。

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 47NEWS今年の漢字は「新」 漢検が清水寺で発表』 — 共同通信社, 2009年12月11日
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 The Kyoto Shimbun Web News 『今年の漢字は「新」 新政権、イチロー新記録…』 — 京都新聞社, 2009年12月11日

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