熱帯性暴風・ベータ、カリブ海南西部で発生

【2005年11月1日】

熱帯性暴風ベータ
熱帯性暴風ベータ、27日午後3時45分。米国海洋大気圏局による
東部夏時間27日午後11時
(UTC-5、日本時間28日正午)に
アメリカ国立ハリケーンセンターが発表した
東部夏時間27日午後11時の実況
位置 カリブ海南西部、
コロンビアの
サン・アンドレス島の南東55km
ニカラグアの
ブルーフィールズの東260km
北緯12度6分
西経81度24分
強さ 熱帯性暴風
中心気圧 944hPa
最大風速 29m/s
進行方向
速度 4km/h
強風域 (95km)

アメリカ国立ハリケーンセンターによると、カリブ海南西部のコロンビア領サン・アンドレス島の近海で熱帯低気圧が発達し、東部夏時間27日午前2時(日本時間午後3時)に熱帯性暴風(トロピカルストーム)となり、「ベータ」(Beta)と名付けられた。これは北大西洋海域で今シーズン26番目の熱帯性暴風で、この海域での1シーズンあたりの熱帯性暴風の発生数のこれまでの最多記録を更新した。

「ベータ」は今後西に向かって進み、発達してハリケーンとなると予測されている。また、29日中にもニカラグアに上陸すると予想されており、ニカラグアの東海岸にはハリケーン警報が出されている。

ロイターは、ニカラグアコーン諸島で停電が起きていることを伝えるホテルの従業員の話を伝えた。

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