台風10号 鹿児島県に特別警報
【2024年8月28日】
気象庁は28日13時、非常に強い台風10号が過去最強クラスの勢力で九州南部に接近していることを受け[1][2]、奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報を発表した[3]。台風の特別警報の発表は、一昨年(2022年)の台風14号以来である[4]。
28日正午現在、台風10号は屋久島の南南西約90kmにあり、ゆっくりと北上している[5]。中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は50m/s、最大瞬間風速は70m/sである[5]。台風は29日以降九州に上陸する見込みである[2]。
台風の特別警報(台風接近の約12時間前に発表される[6][2])は、65年前の伊勢湾台風に匹敵するような記録的な暴風や波浪が発生する可能性がある場合に出されるものであり[1][6](発表の目安は台風の中心気圧が930hPa以下または中心付近の最大風速が50m/s以上[2])、発表されたら直ちに命を守る行動をとる必要がある[4]。
出典
編集- ↑ 1.0 1.1 『【台風10号】鹿児島に台風の特別警報を発表 暴風の前に避難終了を』 — 日テレNEWS, 2024年8月28日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 『【速報】台風10号で鹿児島に「台風による特別警報」発表 鹿児島・宮崎で「大雨特別警報」発表の可能性も 気象庁』 — FNNプライムオンライン, 2024年8月28日
- ↑ 『【14時会見予定】台風10号 鹿児島県に暴風 波浪の特別警報』 — NHK, 2024年8月28日
- ↑ 4.0 4.1 『鹿児島県に暴風・波浪の特別警報発表 台風10号で気象庁』 — 毎日新聞, 2024年8月28日
- ↑ 5.0 5.1 『台風10号接近 鹿児島県に暴風・波浪の特別警報 気象庁』 — 日本経済新聞, 2024年8月28日
- ↑ 6.0 6.1 『【解説】「台風の特別警報」とは 特別警報待たず暴風の前に避難を』 — 日テレNEWS, 2024年8月28日
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