渋谷駅の再開発計画が発表される

【2008年7月5日】

渋谷駅西口
(参考資料、2005年ごろ撮影、CC BY-SA 2.5)

渋谷駅街区基盤整備検討委員会は6月30日 (UTC+9)、渋谷駅周辺の再開発計画を発表した。同委員会は、学識経験者と国土交通省東京都渋谷区鉄道事業者で構成されている。

読売新聞毎日新聞によると、2012年度に東急東横線東京メトロ副都心線への乗り入れ開始でホームが明治通りの地下に移るのに伴い、現在の東横線ホームの場所に埼京線のホームを移設し、山手線と並列させる。現在、埼京線のホームはほかの鉄道との乗り換えが不便である。山手線のホームは内・外回りで別れていたホームを共通化する。また、東京メトロ銀座線のホームを50メートル移設して島式として、JR線との乗り換えを簡単にする。

また、国道246号線と道玄坂方面を結んでいた区道神宮通りを一般車両の通行を出来なくする。そして、西口のバスターミナルは南北に分散させて、ハチ公広場を現在の1.5倍に拡張し、タクシー乗り場を地下化する。そして、東急百貨店を解体して新駅ビルを建設する。駅の4階には道玄坂方面と宮益坂方面を結ぶ「スカイウェイ」が設置される予定である。

都市計画の手続きを取った後、早ければ東横線地下化の直後から工事が始まる予定である。

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