日本勢初のメダルは柔道女子近藤選手 - リオデジャネイロオリンピック2日目
【2016年8月7日】
最近の記事
解説・資料
5日(現地時間)に開幕したリオデジャネイロオリンピックは、2日目の競技が行われ、近藤亜美選手(柔道女子48kg級)が銅メダルを獲得し、日本勢初のメダル獲得となった[1]。近藤選手は、今回のリオデジャネイロオリンピックが初出場、一本勝ちを重ね勝ち進んだが、準決勝では優勢負け、3位決定戦で優勢勝ちし、銅メダル獲得となった[2]。女子48kg級でのメダル獲得は、2008年北京オリンピックの谷亮子選手以来2大会振りの獲得となった[3]。
近藤選手は試合後に「もう無理だと思っていたが、相手監督から『メダルのあるなしではまったく違う』と言われ、相手から言われて恥ずかしいと思った」と述べ、「本当に実力のなさがはっきり出た。次のオリンピックに必ず活かしたい」とコメントし、2020年のオリンピックに向けた抱負を述べた[1]。
また、高藤直寿選手(柔道男子60kg級)が同じく3位決定戦で優勢勝ちし、銅メダルを獲得した。柔道男子は、前回2012年のロンドンオリンピックでメダルは獲得できず、2008年北京オリンピックぶりの獲得となった[2]。高橋選手は試合後に「最後に負けてから、いつもの自分だったら気持ちが折れてしまったかもしれない。周りの人たちの応援があったからこそメダルを獲得できた」と述べ、感謝の気持ちを表した[1]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 1.2 『日本勢メダル第1号の近藤「次の五輪に生かす」』 — 毎日新聞, 2016年8月7日
- ↑ 2.0 2.1 リオデジャネイロ=田中充 『【五輪柔道】女子48キロ級・近藤、男子60キロ級・高藤が銅メダル』 — 産経新聞, 2016年8月7日
- ↑ 『柔道女子、近藤が「銅」…日本勢メダル第1号』 — 読売新聞, 2016年8月7日