台風5号、中国・福建省へ上陸後熱帯低気圧に―回副首相、水害防止に具体策

【2006年7月26日】

台風第0605号「ケーミー」
中国へ上陸した台風5号、25日午後8時30分。アメリカ海軍台風情報センター/米国海洋大気圏局による
7月26日午後3時45分に
気象庁が発表した
7月26日午後3時の実況
位置 華南
北緯25度00分
東経115度00分
大きさ
強さ
熱帯低気圧
中心気圧 996hPa
最大風速 熱帯低気圧のため情報なし
進行方向 西北西
速度 20km/h
暴風域
強風域 熱帯低気圧のため情報なし
上陸 台湾南部、中国福建省

気象庁によると、台風5号「ケーミー」(Kaemi)は、26日午後2時(UTC+8、日本時間午後3時)までに華南で熱帯低気圧に変わった。

中国国際放送局によると、台湾に上陸した後台湾海峡へ抜けた台風は、25日午後2時50分(CST、日本時間午後3時50分)に中華人民共和国の南東部、福建省に再上陸した。福建省の全域、広東省の東部、浙江省の南部、江西省南部などでは、この影響で大雨になっている。また、中国の回良玉副首相は24日、この台風による被害を最小限に抑えることができるよう、具体的な対策を示した。

エクスプロア上海によれば、上海市中心気象台は、26日から28日午前にかけて上海市にも台風から変わった熱帯低気圧の影響が出て、27日は大雨になる恐れもあるため、警戒する必要がある、と発表した。

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