卓球女子団体日本代表・銅メダル獲得を決める - リオデジャネイロオリンピック12日目
【2016年8月17日】
8月5日(現地時間UTC-3)に開幕したリオデジャネイロオリンピックは、16日(現地時間)に12日目の競技が行われた。卓球(五輪)女子団体に出場している日本代表(福原愛選手、石川佳純選手、伊藤美誠選手)は、3位決定戦でシンガポール代表(ユ・モンユ選手、フェン・ティアンウェイ選手、ジョウ・イーハン選手[1])に3-1で勝利、銅メダル獲得を決めた[2]。シングルスで行われる第1ゲーム(2-3)は、福原選手がユ選手に敗れたものの、第2ゲーム(3-0)では石川選手がフェン選手にストレート勝ち、ダブルスで行われる第3ゲーム(3-1)は福原選手・伊藤選手のペアがユ選手・ジョウ選手のペアに勝利、再びシングルスで行われる第4ゲーム(3-0)も伊藤選手がフェン選手にストレート勝ち、銅メダル獲得を決めた[1]。日本代表は、前回2012年のロンドンオリンピックでは銀メダルを獲得、2大会連続のメダル獲得となった[3]。
第1ゲームと第3ゲームに出場した福原選手は「私は足をひっぱってばかりでしたが、みんなに感謝しています」とチームへの感謝を述べたほか、今回のオリンピックについては「本当に苦しいオリンピックでした」とコメントした。また第2ゲームに出場した石川選手は「自分の力を出せれば絶対勝てると思っていたし、第1ゲームを相手に取られても絶対自分が取り戻すんだという気持ちで頑張りました」とコメント、第3ゲームと第4ゲームに出場した伊藤選手は「しっかり決めるという思いで臨みました。力を発揮できてよかったなと思います」と自らが銅メダル獲得を決めたことについてコメントした[3]。
なお、決勝戦も同じく16日に行われ中国代表がドイツ代表を3-0で破り、3大会連続の金メダル獲得を決めている[4]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 リオデジャネイロ=山口大介 『卓球女子団体、ニッポン「銅」 2大会連続メダル』 — 日本経済新聞, 2016年8月17日
- ↑ デジタル編集部 『女子団体 日本は銅で2大会連続のメダルを獲得』 — 毎日新聞, 2016年8月17日
- ↑ 3.0 3.1 『卓球女子団体が銅メダル 2大会連続でメダル獲得』 — 日本放送協会, 2016年8月17日
- ↑ 『卓球女子団体 中国が3連覇』 — 日本放送協会, 2016年8月17日