北朝鮮、3回目の核実験を実施
【2013年2月12日】
読売新聞[1]によると、朝鮮民主主義人民共和国[脚注 1]は、朝鮮中央通信(北朝鮮)を通じて12日14時45分(日本標準時[脚注 2])「過去とは異なる、爆発力が大きく小型・軽量の原子爆弾を利用した、地下核実験を実施、成功した。」と発表した。北朝鮮による、核実験は2006年・2009年に続いて3回目の実施。
朝日新聞[2]によると、北朝鮮の発表に先駆け大韓民国 [脚注 3]気象庁は、11時57分に「北朝鮮北東部で、人工地震と思われる揺れを観測した」と発表している。また、読売新聞[1]によると、人工地震と思われる揺れは、吉州郡吉州郡(ハムギョンプクト・キルジュグン)を震源とする、マグニチュード4.9[脚注 4]の揺れだという。
また、朝日新聞の別の記事[3]によると、国際連合安全保障理事会2月の議長国[脚注 5]の韓国は、国際連合本部(ニューヨーク)で12日23時(日本標準時[脚注 2])に緊急会合を開催することを決定した。
日本経済新聞[4]によると、潘基文国際連合事務次官は、「北朝鮮による核実験を非難する」と発表した。また、北朝鮮による核実験について「安全保障理事会の決議に違反であり、国際社会からの攻撃的な行動の取りやめを求める要請に反したことは遺憾。」と述べた。
脚注
編集情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 門間順平 『北朝鮮「3回目の核実験」…小型・軽量化と発表』 — 読売新聞, 2013年2月12日
- ↑ 貝瀬秋彦 『「3度目の地下核実験に成功」 朝鮮中央通信が発表』 — 朝日新聞, 2013年2月12日
- ↑ 春日芳晃 『安保理、12日に緊急会合 北朝鮮への追加制裁が焦点』 — 朝日新聞, 2013年2月12日
- ↑ 杉本貴司 『国連事務総長が北朝鮮を非難「重大な安保理決議違反」』 — 日本経済新聞, 2013年2月12日
関連ニュース
編集- "朝鮮民主主義人民共和国が核実験"。ウィキニュース、2006年10月9日
- "朝鮮民主主義人民共和国が2度目の核実験"。ウィキニュース、2009年5月25日