北朝鮮、大陸間弾道ミサイルの発射準備か
【2009年5月30日】
時事通信によると、韓国・東亜日報が、30日、北朝鮮が、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射準備をしていることが、確認されたと伝えた。
また、同記事によると、北朝鮮が、5月25日に行った核実験後、国連安保理で、議論が行われていることに対して、強く反発しており、軍事的緊張を高める意図もあると思われる。
同記事によると、ミサイルは、平壌郊外の、兵器研究所で製造されたと見られており、米国の偵察衛星でも、列車で移動する準備が進められていることが分かっている。
また、日本経済新聞によると、米国、CNNテレビも、29日朝(米国時間)に、発射基地で、動きがあったと伝えた。
また、時事通信の別記事によると、31日、韓国・聯合ニュースで、北朝鮮は、短距離ミサイルの発射を中断、大陸間弾道ミサイルの発射を優先している、と報じた。短距離ミサイルの中断は、技術的問題や、現在シーズンを迎えている、ワタリガニ関係の船舶の撤退が、困難な事があげられている。
出典
編集- 『北、弾道ミサイル発射準備か=射程5000キロ以上-韓国紙』 — 時事通信社, 2009年5月30日9時2分(UTC+9)
- 尾島島雄 『北朝鮮、長距離弾道ミサイルの発射準備か 韓国紙報道』 — 日本経済新聞社, 2009年5月30日11時28分(UTC+9)
- 『北、短距離発射を中断=弾道ミサイル準備優先か-聯合ニュース』 — 時事通信社, 2009年5月31日17時10分(UTC+9)
関連ニュース
編集- "朝鮮民主主義人民共和国が短距離ミサイルを2発発射"。ウィキニュース、2009年5月26日
- "朝鮮民主主義人民共和国が2度目の核実験"。ウィキニュース、2009年5月25日