レスリング女子69kg級・土性沙羅選手が金メダル獲得 - リオデジャネイロオリンピック13日目
【2016年8月18日】
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解説・資料
8月5日(現地時間UTC-3)に開幕したリオデジャネイロオリンピックは、17日(現地時間)に13日目の競技が行われた。レスリング女子69kg級に出場している土性(どじょう)沙羅選手は決勝でナタリア・ボロベワ選手(ロシア)に2-2で逆転勝利、金メダル獲得を決めた。第1ピリオド、第2ピリオドで2度注意を受けアクティビティタイムにより1点ずつ失点し残り時間1分30秒で0-2と厳しい展開となったものの[1]、残り時間40秒[2]でボロベワ選手のタックルを掴みそのままバックを取り2点を獲得、レスリングでは1度に加わる点数が大きい方を優位とするビッグポイントがあるため土性選手が勝利、金メダル獲得となった[1]。69kg級は今回のリオデジャネイロオリンピックから新設された階級で、以前の72kg級では浜口京子選手が2004年と2008年の2度銅メダルを獲得していた[3]。土性選手は「(試合について)苦しかったが最後の1秒まで諦めずに攻めるという気持ちで臨んだ」と語り「登坂選手と伊調選手が最後の最後に逆転して金メダルを取ったので、絶対負けられないと思った。」とコメントした[2]。
土井選手は三重県出身で21歳。吉田沙保里選手と同じ道場で学びタックルを持ち味とする。小学生の頃から実績を重ね、2013年の世界選手権から3大会連続でメダルを獲得していた[2]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 『土性沙羅も続いた!日本女子重量級初の金メダル』 — 日刊スポーツ, 2016年8月18日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 『土性が金メダル レスリング女子69キロ級』 — 日本放送協会, 2016年8月18日
- ↑ 『土性沙羅も金メダル…レスリング女子69キロ級』 — 読売新聞, 2016年8月18日