Jリーグ・ガンバ大阪のサポーター2人を永久入場禁止に

【2008年6月21日】 スポーツニッポンによると、5月17日 (UTC+9) の浦和レッズとのアウェー戦で暴動騒ぎ[注釈 1]をしたとするサッカーJ1リーグガンバ大阪のサポーターグループに属していた2名の団員に対して、6月21日、ガンバ大阪は試合会場への永久入場禁止処分とすることを決めた。朝日新聞によると、これまでJリーグのクラブでサポーターに誓約文を提出する事などを条件として処分解除の可能性がある「無期限禁止」はあったが、入場や処分の解除そのものを二度と認めない「永久禁止」の態度を示したのは今回の事例が初である。

読売新聞によると、この2名は東京を拠点とする「BB sez TOKYO」というサポーターグループのメンバー。当日埼玉スタジアムであった浦和戦の試合で水風船を浦和のサポーター席に投げ込んで、一連の騒動の発端を作ったとされている。今後この2名はガンバの絡む試合への入場が一切禁じられる。またこの応援団はガンバ大阪との協議で6月21日までに解散する事を決めたという。また時事通信によると、これとは別の応援団も不祥事の責任の一端をになったとして自主的に解散する事も明らかになった。時事通信と読売新聞によると今後ガンバ球団は「登録サポーター制度」を見直して、団員の名簿提出や応援マナー徹底を進めるという。

また、読売新聞とスポーツニッポンによると、6月8日に国立陸上競技場であったナビスコJリーグ杯FC東京戦の試合で他の観客に暴行を加えた男性に対し、東京ヴェルディは6月21日、無期限入場禁止とする処分を決めた。

注釈

編集
  1. ウィキニュース日本語版では「Jリーグ・浦和とガンバ大阪に制裁金 サポーター間の暴動騒ぎで」として報じた。

出典

編集

関連ニュース

編集

外部リンク

編集