2009世界陸上 ウサイン・ボルトが200mでも世界新記録で優勝
【2009年8月22日】
時事通信によると、ドイツ・ベルリンで開催中の世界陸上競技選手権大会で、8月20日(UTC+2=ドイツ夏時間 日本時間-7時間)に開催された男子200m走で、ジャマイカのウサイン・ボルト選手が2008年の北京五輪で自らが出した19秒30の世界記録を更に0秒11上回る19秒19の世界新記録で優勝し、先日開催の100mと合わせての短距離2冠をいずれも世界記録更新で決めた。
47NEWSによると、国際陸上連盟がこの200m走の50mごとの通過タイムを公表したところ、ボルト選手はスタート50m~100mの50mを4秒32ペース、更に後半の100mでは9秒27で走っていたことが判ったという。ボルト選手は2位のパナマ・アソンソ・エドワード選手に0秒62の大差をつける圧勝だった。
産経新聞によると、ボルト選手は優勝後の会見で、「北京で俺がやったこと(100m・200mとも当時の世界記録更新で優勝)がジョークではないって皆判っただろう」と余裕の表情を見せた。また産経の別記事に掲載された専門家の見解として、伊東浩司(100m走日本記録保持者)と、朝原宣治(北京五輪男子400mリレー走銅メダリスト)の両氏はボルト選手が18秒台まで走れる可能性があることを示唆した。
情報源
編集- 時事ドットコム 『ボルト、200も世界新で圧勝=驚異の19秒19-世界陸上』 — 時事通信社, 2009年8月21日
- ベルリン・共同通信 『ボルト、後半100mを9秒27 世界新記録の通過タイム』 — 47NEWS, 2009年8月21日
- MSN産経新聞ニュース 『【世界陸上】ボルト「北京はジョークじゃなかったって」』 — 産経新聞, 2009年8月21日
- MSN産経新聞ニュース(細井伸彦) 『【世界陸上】ボルト夢の18秒台いける! 専門家合唱』 — 産経新聞, 2009年8月21日
関連ニュース
編集- "2009世界陸上 ウサイン・ボルトが9秒6の壁を破り世界新記録"。ウィキニュース、2009年8月17日