訃報 木村拓也巨人軍コーチ - 試合前の練習中に倒れる

【2010年4月7日】 読売新聞九州版によると、プロ野球巨人軍木村拓也内野守備走塁コーチが4月7日午前3:22(UTC+9 以下同)、広島市内病院クモ膜下出血のため亡くなった。37歳。

読売九州版によると、木村氏は4月2日にマツダスタジアム広島で行われた広島カープ戦前の練習中にグラウンドに倒れ、病院に搬送されたが意識が回復せず危篤の状態だった。

日刊スポーツによると、木村氏は1972年宮崎県生まれ。宮崎南高校から1990年のドラフト外で日本ハムファイターズに捕手として入団し、3年目から外野手。1994年に広島に移籍し、1995年からは内野手も勤めていた。更に2006年の途中から巨人軍に移り、2009年には10年ぶりに捕手として出場し投手以外の全守備位置に付いたこともあった。同年で現役を退き、2010年から守備走塁コーチに就任したばかりだった。

各地の球場では半旗掲揚で冥福を祈る 編集

毎日新聞によると、木村氏の死去を受けて、当日開催されたプロ野球の全6会場では半旗が掲揚され、また試合開始前に選手が黙祷(もくとう)をささげた。さらに木村氏が生前所属した巨人軍と広島の選手は袖に喪章を付けて試合を行った。また、読売九州版の別の記事によると、4月23日から東京ドーム球場で開催する巨人軍対広島の3連戦のうち1試合は木村氏追悼試合として施行する。

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