秋葉原の歩行者天国、2年7ヵ月ぶりに再開

【2011年1月23日】

秋葉原の中央通り交差点付近(2007年3月17日撮影)
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読売新聞朝日新聞によると、2008年6月に発生した無差別殺傷事件(秋葉原通り魔事件)のため中止されていた東京秋葉原歩行者天国が、1月23日UTC+9)に、約2年7か月ぶりに再開された。

朝日新聞によると、再開に先立って、地元住民や商店主ら地元関係者が事件の犠牲者に黙祷を捧げた。そして、午後1時に再開されると、待ちかねた人々が中央通りに溢れ返り、拍手も沸き起こり、「おめでとうございます」などと手を突き上げる人もいた。一時は身動きが取れないくらいの混雑となった。

読売新聞・朝日新聞によると、再開されたのは、中央通りの外神田5丁目交差点から万世橋交差点までの[注釈 1]約570メートルの区間。事件発生前は日曜日祝日に於いて実施されていたが[注釈 1]、再開後は日曜日のみの実施で、開始時間は事件前より1時間遅くなり[注釈 1]、距離も約230メートル短縮された。6月26日までは仮実施期間とし、問題が無ければ7月から正式実施する。

朝日新聞によると、事件前の歩行者天国では、女性が下着を見せて撮影させるなどの過激なパフォーマンスが問題化していたため、地元関係者は、「パフォーマンス禁止」、「自転車での走行禁止」などのルールの徹底を図った。また、読売新聞によれば、警察官や地元住民約230人も巡回パトロールに当たった。

読売新聞によると、友達と共にAKB48のグッズを買い求めに訪れた横浜市在住の中学1年生(12歳)は、「不安もあったが、お祭りに来た様な感じで楽しい」と笑顔を見せて話した。

注釈

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  1. 1.0 1.1 1.2 朝日新聞より

情報源

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