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- （社会）近現代最悪の東日本大震災から3月11日で2年を迎えた。いわゆる「震災関連死」を含む死者は2万人を超え、被害の大きかった岩手・宮城の両県では住宅の再建が進むも、地域によって「復興格差」が目立っているほか、福島県でも地震によって起きた福島第一原子力発電所事故によって放出した放射性物質の除染作業が遅れており、住民の帰還も進んでいないなどの課題を残している。災害復興公営住宅は2015年度までに岩手県で5094戸、宮城県で11248戸、福島県では2918戸の竣工を目指す計画（工程表）を示したものの、着工は2640戸、完成も56戸にとどまっており開発が進んでいない - 毎日新聞
- （上記関連）この震災で発見された遺体の身元確認状況について、警察庁が3月7日に当該各県の警察の情報を基にまとめたところ、2月末までに扱った15811体のうち、身元の確認ができたのは99.2%相当に及んだという。しかしその一方で昨年9月以後に発見された新たな遺体は3体で、いまだ行方不明となっている人は2694人であることが分かった - 毎日新聞
- （上記関連）安倍晋三首相は、ユー・チューブで、震災2年に当たってのコメントを公開し「東北地方に春が来ない限り、日本の本当の春がやってこない。一日一日の重さを忘れることなく、復興を加速させていく」として、国民に対して東北地方の復興のための支援を呼び掛けた - 産経新聞
- （上記関連・スポーツ）JFL日本フットボールリーグ（Jリーグの3部組織）の開幕戦でJ2リーグから降格した町田ゼルビアを相手に、今季からJFLに加入した福島ユナイテッドが1-0で辛勝し、被災地に勇気を与えた。時崎悠監督は「2年間苦しいことばかりだった。ちょっとでも不安な気持ちを我々のサッカーを見ている間は忘れてもらえれば」と被災地にエールを送った。この試合は主催者の町田ゼルビアが震災で被災した福島県のサッカー少年たち130人を招き、また福島県からも地元の応援団らが40人程度駆けつけた - スポーツ報知
- （上記関連・福島第一原子力発電所事故）東京電力の福島復興本社（福島県楢葉町）では、この日、広瀬直己社長や復興本社の石崎代表など、およそ50人が集まり、1分間の黙とうをささげた。黙とう後、広瀬社長は「2年の長きにわたって、たくさんの方々に大変なご苦労、ご心配、ご不便をおかけしていることをおわび申し上げたい」と、原発事故についてあらためて謝罪し、社員に対しては、事故の収束に向けて訓示を行った。 - フジテレビ
- （社会）3月10日夕方5時前、足立区綾瀬にあるマンションで、「母親をハサミで刺した」との110番があり、警視庁綾瀬署の署員がこのマンション7階に住んでいた小松慶子さん（83）が首から出血して倒れているのを見つけ、玄関にいた男が「自分が刺した」と供述したため、殺人未遂の容疑で逮捕した。逮捕されたのは小松さんの次男・邦紀容疑者（49）。ハサミで慶子さんの首を突き付けて殺害しようとしたとされる。邦子さんは病院で搬送されたが死んだ。この後邦紀容疑者の容疑を殺人に切り替えて取り調べを行っているが、調べに対して「将来のことで悩みがあった」と話している - 産経新聞
- （文化・ひと）藤圭子さんの「圭子の夢は夜ひらく」などで人気を集めた石坂まさを（本名・澤ノ井竜二）氏が3月9日亡くなった。死因不明。71歳。幼少期から体が弱く、肺結核も患ったほか、近年は糖尿病を患っており、2011年に古希（70歳）を迎えたときには車いす姿でふるまっていた - スポーツニッポン
- （文化・ひと）板東英二氏が出演していた「おはよう朝日です」（大阪・ABCテレビローカル番組）を4月度のリニューアルに伴い降板することが分かった。板東氏は個人事務所の申告漏れ発覚後テレビ出演を自粛していたが、大阪府の放送局で持っていた番組はこれですべて降板となった。同局は「不祥事が直接的な原因ではなく、新年度の改編に伴う番組の新装のための卒業である」とした - スポーツニッポン