「夢真ホールディングス、日本技術開発を買収ならず」の版間の差分

8月12日、夢真ホールディングス（[[w:ヘラクレス (有価証券市場)|ヘラクレス]]上場、本社、東京都）は日本技術開発（[[w:ジャスダック証券取引所|ジャスダック]]上場、本社、東京都）に対し7月20日から行っていた[[w:株式公開買い付け|株式公開買い付け]](TOB)を終了し、139万9,000株の買い付け応募があったことを翌日公表した。これは買い付け予定の1745万5,000株の約8％に相当し、目標だった過半数の株の取得と買収には至らなかった。

 

 

16日、夢真ホールディングスは日本技術開発の株式10.59％を保有する筆頭株主として今後、積極的に日本技術開発の株主総会に関与する意向を表明した。また買付け目標を下回った責任を、日本技術開発が行った株式分割による高騰の影響とした。また株価高騰を理由に、買付けを打診してきた株主から一部取り消しがあったことを明らかにした。株式分割は、日本技術開発による買収への対抗策として7月に行われていた。このTOBは、買収対抗策を行った企業に対する、日本では初めてのTOBだった。