無許可で廃品回収営業、業者の支店長ら13人を逮捕

【2010年11月10日】

朝日新聞読売新聞によると、宮城埼玉千葉愛媛の4県警は11月10日UTC+9)、廃品回収業者・『グローバルマネジメント』(本社:神奈川県藤沢市)の元支店長ら13人を、無許可で廃品の収集や運搬を繰り返したとして、廃棄物処理法違反(無許可営業)の容疑で逮捕した。

読売新聞が捜査幹部の話として報じたところによると、逮捕されたのは同社元埼玉支店長・曽根田涼太容疑者(22歳、埼玉県和光市在住)、同宮城支店長・根本優太容疑者(23歳、仙台市青葉区在住)ら。

朝日新聞が埼玉県警の話として伝えたところによると、曽根田容疑者らは2010年5月に、同県吉見町の会社員(36歳)の自宅から、座椅子など約55キロの廃品を、許可を受けないまま5万円で回収したなどの疑いがある。また、読売新聞によれば、同容疑者は2月25日にも、埼玉県入間市から一般廃棄物を収集運搬するのに必要な許可を受けないまま、同市内の女性(46歳)の自宅から、ビデオデッキなどの廃棄物約70キロを4万6,000円で回収した疑いがある。

朝日新聞によると、同社を巡っては、頼まれてもいない物品を勝手にトラックに積載し、後で高額な作業代金を請求する、いわゆる「先積み」の手口が社会問題化し、消費者庁8月に、特定商取引法違反(威迫・困惑など)に相当するとして、6カ月間の取引停止を命じている。

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