東急田園都市線で新たな接触痕

【2006年6月29日】

田園都市線(多摩川鉄橋、資料)

東京急行電鉄は29日、同社田園都市線所属の車両のうち計12編成に、何かと接触した痕が発見されたと発表した。

同社の発表によると、傷は各編成にそれぞれ1〜2か所発見された。朝日新聞によると、傷は最大で幅20cm、高さ3cm、深さ約2mm。

同日、東京地下鉄は、同様の傷が田園都市線に乗り入れている同社の半蔵門線所属車両4編成でも発見されたと発表した。また、秋田魁新報によると、東武伊勢崎線から半蔵門線を介して乗り入れている東武鉄道の1編成でも傷が発見された。

同線では、22日に用賀駅で列車とホームが接触する事故があったが、今回発見された傷はいずれも用賀駅での接触とは反対側。東急では、原因が解明されるまで、接触した可能性が高い駅では速度を通常の約70パーセントで運転し、ホームには監視員を配置する。

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