山陽電鉄で列車がトラックと衝突し脱線、15人が重軽傷

【2013年2月12日】

事故車と同型の山陽5030系
荒井駅ホーム。事故の列車は脱線後に同駅のホームに衝突した。


共同通信NHKによると、2月12日午後[1]兵庫県高砂市山陽電鉄本線荒井駅近くの踏切[2]で、山陽姫路梅田行の特急電車トラック[3]衝突した。

共同通信によると、6両編成中、先頭の2両が脱線。NHKによれば、電車は脱線後さらに、そのまま170メートル程度[4]走行し、ホームに乗り上がるように衝突して停止した。

NHKによると、この事故で、電車の乗客と運転士、トラックの運転手の計15人が負傷して病院に搬送され、このうち電車の運転士は重傷、乗客など14人が軽傷である模様。

NHKによると、トラックが踏切を通過しようとした際、前方にが止まっていたため、遮断機が下りた後も踏切から脱出できなくなり、そのまま電車と衝突した模様である。

共同通信によると、この事故に関連して兵庫県警は、自動車運転過失致死傷容疑でトラックの延藤恵一郎運転手(36歳)の逮捕状を請求した。

注釈

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  1. 共同通信によると3時50分頃。UTC+9
  2. NHKによると『神鋼前踏切』
  3. 共同通信ではキャリアカーと表記
  4. 共同通信では、140メートルと報道。

情報源

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