大阪府知事に弁護士・橋下氏 全国最年少
【2008年1月28日】 読売新聞によると、任期満了に伴って行われた大阪府知事選挙は1月27日投開票され、自民党府連推薦・公明党府本部の支持を得た無所属・新人で弁護士・タレントの橋下徹さんが、野党の推薦候補ら4人を下して初当選を果たした。
橋下氏は38歳8ヶ月で、戦後3番目、現職では全国最年少の知事に就任することが決まった。また読売と中日新聞によると、30代の知事は全国では1951年に佐賀県知事に当選した鍋島直紹氏(当時38歳。故人)以来57年ぶり戦後4人目で、大阪府では史上初めてとなる。
朝日新聞によると、今回の選挙の投票率は48.95%。過去最低の前回2004年の選挙の40.49%から8.46ポイント上昇。また期日前と不在者投票の利用者は合計で40万9727人で前回の1.9倍もあった。これは国会の与野党第1党の対決構図だけでなく、橋下氏の立候補も影響したといわれている。
選挙結果
編集(得票順、敬称略:出典・大阪府選挙管理委員会)
関連ニュース
編集- "大阪府知事選、3候補の争いへ"。ウィキニュース、2007年12月23日
- "大阪府知事選に人気の弁護士・橋下氏立候補へ"。ウィキニュース、2007年12月13日
- "太田房江氏、大阪府知事選立候補断念"。ウィキニュース、2007年12月3日
出典
編集- YOMIURI ONLINE関西発(社会部 柳川英孝) 『大阪府知事選、橋下氏が初当選…38歳、全国最年少』 — 読売新聞大阪本社, 2008年1月27日
- CHUNICHI Web(政治) 『大阪府知事に橋下氏 38歳、現職最年少』 — 中日新聞, 2008年1月27日
- asahi.com 『大阪府知事選 投票率48.95% 前回上回る』 — 朝日新聞, 2008年1月27日
- 『大阪府知事選挙 候補者別得票数(大阪府計)』 — 選挙管理委員会, 2008年1月27日