大リーグ・ボンズついに全米ホームラン新記録の756号

【2007年8月9日】

大リーグ歴代通算新記録の756号ホームランを達成したバリー・ボンズ選手(GFDL)

東京新聞によると、アメリカ大リーグ野球ジャイアンツバリー・ボンズ選手が現地8月7日にサンフランシスコで行われたナショナルズとの試合でハンク・アーロンさんがこれまでもっていた大リーグ通算最多ホームランの全米新記録・756号を達成した。2007年度公式戦では22本目である。

時事通信によると、ボンズ選手はこの試合の5回にナショナルズのバクシック投手からライトスタンドへのソロホームランを放ったものである。達成後、「記録達成に立ち会わない」としていたアーロンさんがビデオメッセージを送り「これまでの野球史上でホームランは特別な記録だった。私はこれまでの33年間その特別な名誉に恵まれたが、これをボンズ選手に譲り、ボンズ選手とその家族を祝福する」と新記録決定をたたえた。またデイリースポーツによると、試合を中断して行ったセレモニーでボンズ選手は「これまで支えてくれたチームメートやファンに感謝する」とスピーチした。

また西日本スポーツ新聞によれば、ボンズ選手の新記録達成を全米マスコミはトップ記事で取り上げている。新聞によっては記録達成をたたえると共に、ボンズ選手の薬物疑惑に対する問題点も挙げているという。

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