北朝鮮が「人工衛星」打ち上げ
【2009年4月6日】
日本経済新聞によると、朝鮮民主主義人民共和国(略称:北朝鮮)が2009年4月5日に「人工衛星」搭載と主張するミサイルを発射した。この「人工衛星」は、東北地方上空を通過した。
毎日新聞によると、北朝鮮政府の朝鮮中央通信は、2009年4月5日に「運搬ロケット『銀河2号』で人工衛星『光明星2号』の打ち上げに成功した」と伝えたという。また、北朝鮮政府直営テレビ局の朝鮮中央放送も「(「人工衛星」の)発射に成功した」と放映したと伝わっている。
東京新聞によると、北朝鮮は2009年4月5日の午前11時頃(UTC+9)に朝鮮民主主義人民共和国日本海側に位置する舞水端里(ムスダンリ)にある「人工衛星」発射基地から1発のミサイルを打ち上げ、ミサイル1段目は秋田県沖の日本海に落下し、2段目は東北地方上空を通過して太平洋に落下したと見られる。
出典
編集- 東京新聞 『北朝鮮ミサイル発射 政府、制裁を強化 『衛星』失敗米が分析』 — 中日新聞社, 2009年4月6日
- 西岡省二 『北朝鮮:「軌道進入に成功」公式表明…打ち上げ映像はなく』 — 毎日新聞社, 2009年4月6日0時35分(UTC+9)
- 『北朝鮮「テポドン2号」発射 日本上空通過、太平洋に落下』 — 日本経済新聞社, 2009年4月5日7時2分(UTC+9)
関連ニュース
編集- "国連安保理が北朝鮮批難の議長声明を採択"。ウィキニュース、2009年4月24日
- "北朝鮮国連大使、「宇宙開発は共通の権利」"。ウィキニュース、2009年4月10日
- "国連安保理、北朝鮮への決議を採択"。ウィキニュース、2006年7月16日
- "北朝鮮、ミサイル数発を発射"。ウィキニュース、2006年7月5日